ユーザーの声(株式会社コスモスモア様)



株式会社コスモスモア
デザイン設計部グローバルデザイン&マネジメント課
課長 武田透 氏

ーー:「シンメトリーアルファ」を使った感想は?

 

武田氏:まず1番の感想としてはスケール感がちゃんと見えるということ。VRで見た時の質感やスケール感など、デザインする側として自分たちがイメージしたことがその場で表現できているということが大きいなと思いました。

プレゼンテーションするまでのコミュニケーションであったり、お客さんと一緒にデザインを作っていくとか、まだないモノを実際に見て、好きとか嫌いとか言えるので、建築の専門的な知識を持たないお客さまと一緒にプロジェクトを作っていける良さというのが今までなかったものだと思います。

 

 

ーー:従来のPCモニターで見ていた3DCADやパースでは難しかったのですか?

 

武田氏:難しかったです。我々デザイナーは平面図を見ても大体の空間や雰囲気を掴む練習をしていますが、一般のお客さんはそのような練習はしていません。だからわからないですよね。今までお客さまはわからない中で良いか悪いかや、ここの雰囲気が違うと判断していました。

お客さまと同様に我々デザイナーでも、いざ「シンメトリーアルファ」で見てみると「こう見えるんだ」というような気付きがありますね。

 

 

ーー:今までのPCのモニター上での見え方とVRは大きく違いますか?

 

武田氏:1番の違いは身体感覚ですね。自分の意思で「見る」という行為をしているので本当にモノがそこに在るという感じがします。PCのモニター上でSketchUpを見せる場合、画角の設定をすれば狭い空間も超広角で見せることが出来て、良くも悪くも誤魔化しがきくんですよね。
しかしVRだとそういう意味での誤魔化しは効きません。デザイナーは少しでもよく見せたいという意図で広角のパースを見せたりしますが、お客さんはストレートに「こんなに広いんだ」と感じてしまい、イメージの共有のズレが発生してしまっていました。

これはスケールが大きくなればなるほど多く発生するのではないでしょうか。「シンメトリーアルファ」によってお客様がプロジェクトに参加している一体感や一緒にゴールに向かって共有していく感じになれば良いですね。

 

 

ーー:「シンメトリーアルファ」についての感想は?

 

武田氏:周辺機器含めてコスト感は衝撃的ですよね。従来から大きな企業や事務所さんではVRの利用をしていたのかもしれませんが、今回の「シンメトリーアルファ」ではVR機器は必要になりますがソフトはフリーで利用できるということで驚きました。

建築系は汎用性を損ないがちなソフトが多いなって思ってるんですよね。SketchUpが流行ったのは汎用性が高かったためです。世の中にはさまざまな汎用のCADソフトがありますが、外のリソースとの接続が弱かったかなと思っていました。弊社でSketchUpを採用したのはまずは無料だったということと、使い方が簡単だったこと、そして無料で使えるオブジェクトもたくさんあったことです。

我々のようなデザイン事務所などでは5,6年かけてSketchUpを使ってきた中でストックしてきたモデルなどもたくさんあるんですよね。そういったものを資産としてそのままVRでも生かせるのも嬉しいですね。

 

 


 

ーー:「シンメトリーアルファ」の利用方法としてどのようなものが考えられますか?

 

武田氏:先ずはお客さんが空間の中を歩き回っていただく感じになると思います。恐らく弊社の人間がアテンドをして、お客さんを案内して、修正箇所や変更点を聞く、という感じになると思います。僕ら自身もお客さんがどんな反応があるのか、実は楽しみなんですよね。

 

 

ーー:「シンメトリーアルファ」へのご要望は?

 

武田氏:ネットワークでの対応はぜひお願いしたいですね。こちらに来られないお客さんなどにモバイル等でお見せできることができれば。

また、仕事の進め方として先ずはプロジェクトがあって、簡単なエスキス、スケッチ、平面図が描きあがった段階でSketchUpを立ち上げます。ここでSketchUpのラフなデータが出来上がります。ここから恐らく分かれ道が2つあって、Renderworks等でパース側にもっていく作業と、VR側に持っていく作業に分かれると思います。この際に出来ればデータは最新のモノを一つだけ持っておきたいので、VR側に持っていく際にポリゴンの最適化とかやってもらえると嬉しいですね。

 

ーー:今後をぜひご期待ください。本日はありがとうございました。

 

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